こうして自作した「蛍光クリアピンク」を使って製作したのが、HJ2001年5月号の講座に掲載された「退色ザク」。こちらとしては、「蛍光色」と書いておいたから判って貰えるだろう、と思っていたら、10人が10人、あれがコピックを使った結果だと解釈しているのには正直慌てました。あれは「起こりうる最悪のケース」を提示する為に載せた物で、マーカーインクは一切使っておりませんのでご注意を。一緒に掲載されているゲルググのピンクはレトラセットのインクを使ってますが、5年以上経過しているにもかかわらず、全くと言って良いほど退色は見られません(ピンクはマーカーインクの中でも、1番退色しやすい)。
なお、現在では「蛍光クリスタル・カラー」も廃版となり、「つや消し蛍光」にモデルチェンジしているのは皆さんご承知の通り。こちらは逆に顔料が粗過ぎる為、ろ紙で濾したら多分ただのクリアになる筈。
そう云えば、文中に出てきた「タカラのレベル蛍光カラー」ですが、この中にあった、「蛍光クリアホワイト」はいまだに代替品が見つかってないんですが、どなたか同等品をご存知の方、いらっしゃいましたら掲示板までご一報をお願いします。